書類選考のためにも作品集は必要です。このページではよくある用紙のサイズと提出時の注意点などを書いていきたいと思います。
書類選考時によくあるポートフォリオの提出形式
・A3サイズ(複数)
A3サイズで複数枚作品を要求する形式。原則一枚につき一作品となっていることがほとんどです。枚数は企業によってもほとんどですが多い場合だと5枚要求されることも。自由に印刷できる場合がほとんどですが企業が用意したシートにそって作品を載せる事もあります(A3サイズを横使用で強制する場合が多い)。その場合作品背景など別欄で書かせられたりすることもありあらかじめA3サイズでデータを作っていてもレイアウトを崩さざるをえない状況になる場合もあります。
・A4サイズ(複数)
A4サイズで複数枚作品を要求する形式。原則一枚につき一作品となっていることがほとんどです。枚数は企業によってもほとんどですが多い場合だと10枚要求されることもありかなり大変です。企業にシートを指定された場合は縦での使用を強制される事がほとんど。載せる内容を厳選せざるをえなくなるためA3サイズよりも大変かも知れません。
・A3サイズ(一枚)
A3サイズの用紙一枚のみで提出させる方式。作品を1つにするのも複数載せることも自由です。自信がある作品が複数ある人は不利な方式であると言えます。この形式が要求されても良いように完成度が高い作品を1つは用意しておくと良いと思います。
・A4サイズ(一枚)
A4サイズの用紙一枚のみで提出させる方式。作品を1つにするのも複数載せることも自由です。A3サイズ一枚の時以上に、自信がある作品が複数ある人は不利な方式であると言えます。この形式が要求されても良いように完成度が高い作品を1つは用意しておくと良いと思います。中小企業に多い要求の形式です。
用紙にもこだわろう
印刷する用紙には絶対にこだわりましょう。仮にもデザインの業界を目指しているのですから、そういった気遣いは当然です。ビジュアルが多い作品ならば写真が綺麗に見える用紙を選ぶべきですし、手書きイラストが多いような優しい雰囲気の作品であればワトソン紙のような凹凸ある紙に印刷することで作品もふんわりとした感じに印刷され際立ちます。
「紙のこととかよくわからない」という方はキンコーズのような印刷専門店でプリントするのがおすすめ。ただ印刷できるだけでなく紙の種類も変更出来ます。店員さんもプロなので聞けばポートフォリオによく使われる用紙も教えてもらえますし、気に入った紙がなければ持ち込みも可能です。また自宅のプリンターとは出来が全く違いますから、一度試してみる事をお勧めします。
キンコーズであれば作品をpdf形式で保存しusbメモリで持ち込めばok。イラストレーターのようなソフトも完備されているため作品の手直しなどもできます。パソコンを時間で借りるという方式なのでパソコン利用代+印刷代+紙代でプリント出来ます。量にもよりますが手早く行えば2000円程度で済むと思いますので参考にしてみてください。
提出形式サイズを把握した後は
書類選考で使われるポートフォリオがどんな感じか大体想像がつきましたでしょうか?把握出来れば後はどんな内容にするか決めるだけ!どんなレイアウトでどんな作品を載せればよいのか考えてみたいと思います。また面接の際にプレゼンテーションするためのポートフォリオも用意しなければなりませんのでそちらも考えてみましょう。